【ヨガとピラティスの違いについて理学療法士が解説】 兵庫県三木市小野市ピラティス専門スタジオ5senses
ヨガとピラティス、何が違うの?
こんにちは、理学療法士でピラティススタジオを経営している藤原です。
最近でも、「ヨガとピラティスって何が違うの?」という質問をよく受けます。 確かに、どっちもマットを敷いて体を動かすし、呼吸も大事そうだし…似てるといえば似てる。でも、やってみると全然違うんです。
今日はその違いと、それぞれの効果について、僕自身の経験と現場でのリアルな声を交えて、本質的に語ってみたいと思います。
ピラティスは「自分の体を再教育する時間」
僕がピラティスを好きな理由は、何と言っても「体の再教育」ができるから。
理学療法士として、リハビリの現場でもよく使うピラティスは、“動きの質”にとことんこだわります。 一つひとつの動作に「なぜそれをするのか?」という目的があるんです。
たとえば、産後で骨盤が不安定な女性には、骨盤底筋とインナーユニットの再学習を目的にしたエクササイズを提案します。
逆に、デスクワークで肩こりがひどい方には、胸郭の可動性を上げながら肩甲骨の安定性を高めるアプローチ。 つまり、ピラティスは「整えてから鍛える」。
ここがとっても大事なんです。
ヨガは「心と体をつなぐ、感情のデトックス」
一方で、ヨガはどちらかというと「心」に寄ったアプローチが多い印象です。
僕も何度かヨガのレッスンを受けたことがありますが、 ヨガは呼吸を通じて内観し、自分の感情と向き合う時間でもあります。
体を動かしていく中で、ふと「あ、最近自分に優しくしてなかったな」と気づくことも。
体の柔軟性を高めることももちろんできますが、ヨガは「解放してから整える」感じが強いです。
呼吸とポーズを繰り返すことで、心の中のもやもやが少しずつ溶けていく。そんな感覚です。
結局、どっちがいいの?
「自分に合ってる方を選べばいい」──そう言ってしまえばそれまでですが、 僕の答えはこうです。
目的が『整える』『リハビリしたい』『姿勢を直したい』なら、ピラティス。
目的が『リラックスしたい』『自分と向き合いたい』『心を落ち着けたい』なら、ヨガ。
ちなみに、僕のスタジオには「ヨガもやっていたけど、体の不調が改善されなくて…」という方もちらほら来られます。
もしかすると、自分の体の状態に合っていないエクササイズだったかもしれません。
僕は ピラティスで“体の軸”を再教育することで、長年の不調がふっと軽くなる。
そんな場面を何度も見てきました。
どちらにも共通する大切なこと
ヨガにもピラティスにも共通しているのは、「呼吸の大切さ」と「自分と向き合う時間を持つこと」。 だからこそ、週に1回でもいい。「整える時間」を持ってほしいと思います。
最後に、あなたはどっち派?
「自分を知りたい」ならヨガ。 「自分を整えたい」ならピラティス。
でも、最終的に大事なのは、「自分にとって心地いい方」を選ぶこと。
無理して続けるよりも、心と体が「これ、好き」と感じるものを。
もし、「体が最近言うことを聞いてくれないな…」なんて思ってたら、 ぜひ一度、ピラティスの世界をのぞきにきてくださいね。
体って、ちゃんと整えると、ちゃんと応えてくれますよ。
5sensesの掲げるライフミッションは、、、
『病院に通わない世の中にすること』 全ての方が健康で幸福な世の中になればいいと心から思っています。
身体の不調でお悩みの方は是非、一度5sensesのピラティスを体験してみてください!
10年以上病院勤務経験のある理学療法士がマンツーマンでサポートいたします!
相談や体験だけでも大丈夫なので、まずは気軽にご相談してください!
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